白人がインディアンと和平条約を結ぼうと奔走するストーリー。『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のファンとしては好意的に鑑賞できる珍しい西部劇でした。
聖書にある「人は皆神の子」には肌の色は明記されていないと気づいた将校が描かれていたり、当時としては画期的なテーマだったのではないでしょうか。
抵抗勢力としてジェロニモも登場していました。
「和平は簡単ではない」
尊い犠牲を払って成し得た和平だって事、忘れちゃダメですね。
主役の白人トム(ジェームズ・スチュワート)と並んで、アパッチの族長コチーズもカッコよく描かれていました。
このコチーズを演じたジェフ・チャンドラーには今後も注目していきたいなと思ったのですが、サブスクやレンタルDVDで観られる作品は見当たらなかった。
テレビ放送を粘り強く待つしかないみたいです。