したらば

絶対の愛のしたらばのレビュー・感想・評価

絶対の愛(2006年製作の映画)
3.7
久しぶりのキム・ギドク!相変わらず気の狂った作品で楽しい。ハ・ジョンウはいつも通りのハ・ジョンウで好きを再確認。この女優さん凄いなー。子鹿みたいな細さもキチガイ走りもメンヘラっぷりも素晴らしい演技力。ドン引きしちゃう程の怖さ。
セヒがスェヒになった時は、ジウ(ハ・ジョンウ)さん気付かないもんかね。声とか身体とかセヒのまんまじゃん!って思ったけど、逆バージョンでは誰がジウか分からない怖さを感じる事が出来た。恋人が顔変えたなんて思わないもんね。混雑の中でお互いがお互いを認識し、手を振りあって出会う事が出来るのはあらためて凄い事なんだなと思う。
それにしても韓国人!って感じの映画ね。全員がああでは無いとはいえ、気性が荒過ぎるし、セヒが怒りで木を蹴りつけたり、ジウが隣のカップルの彼氏に殴りかかったりなど……。医者もあんなメンヘラカップルには関わらないでくれ…😣ほであのカフェは2人とも出禁にしてくれ😂😂
原題『시간(時間)』なのに邦題『絶対の愛』なのが何だかなー。何故そこまで変えるのか、つまらない。