よつ

少年と自転車のよつのレビュー・感想・評価

少年と自転車(2011年製作の映画)
5.0
ただただ不憫。隙をついて唐突に逃げ出すのが、それしか方法を知らないって感じがして辛かった。
父親に会いに行った帰りに、走行中の車の扉を開けて逃げようとするシーンが印象的。サマンサとの絆が生まれたシーンでもあるけど、だから彼は自転車を手放せないのかとも思った。自転車だとすぐその場から離れられる、逃げられる。

夜、自転車を漕いでいるシーンよかった。どこに向かっちゃうんだろうと心配したけど、サマンサの元に帰ったので安心した。

最後の数分は心臓に悪い。
よつ

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