月光仮面最終作。テレビ版の“その復讐に手を出すな”編にあたるらしい。
でもテレビとはだいぶ中身が違うっぽい。
白髪鬼なる怪人が現れ殺人事件が起きる。調査する祝探偵。
新たな殺人予告に保護を求める男。
毒蜘蛛を操る白髪鬼の正体は戦中に南方の島で戦った白神博士。
戦中に息子を殺された復讐の物語とのことだが、後半から立場が逆転する。
うーん。どうにも白髪鬼のキャラが弱い。どくろ団やサタンの爪や怪獣コングのような異様の怪人じゃなく、ただのジジィだもんな。
しかも中盤から立場が弱くなる。ヒールとして振るわないのが勿体ない。
ドラマはは割とリアリスティックだが、ヒーロー物としてむしろ無茶苦茶なファンタジーが無くなったのが惜しい。月光仮面のアイデンティティとしては尻つぼみな印象だな。
