Clara

未来を生きる君たちへのClaraのレビュー・感想・評価

未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)
2.8
原題は復讐。
これを知っているかどうかで話の掴みやすさが変わる。
私は知らずに観たので、何を言いたいのか鑑賞中は掴めなくてイライラしちゃった。

復讐は悪循環をもたらすし、人は弱さを隠す手段として、暴力や権力をふりかざす。
難民キャンプと先進国のイジメによる暴力を対比させるのには違和感。
背景が違いすぎて、比較のしようがないと思う。
でも、予期せぬ出来事が思春期の不安定な子供の心に与える影響、大人の抱える現実問題、自身の経験から子供に真っすぐ向き合って生き方を教えようとする親…それぞれの苦しみや憎しみを乗り越えようとする姿を見られて良かった。
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