ノットステア

愛しのタチアナのノットステアのレビュー・感想・評価

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)
3.8
○U-NEXT紹介文
アキ・カウリスマキ監督が1960年代のフィンランドを舞台に描いたロードムービー
見どころ
1960年代のロック、たばこ、コーヒー、そしてフィンランドへの愛にあふれたノスタルジックな作品。独特な間とユーモア、シンプルな映像で不器用な男女の交流が綴られる。
ストーリー
1960年代のフィンランド。コーヒー中毒の仕立屋・バルトは、修理工の友人・レイノと一緒に車で当てのない旅に出る。途中立ち寄ったバーで、タチアナとクラウディアという外国人の女性2人組と出会ったバルトたちは、2人を港まで送ることにする。



○感想
面白くは、、、ない。ストーリーは。
でもなんか、良い。
えーと、なんだ?この感覚は。。。
変な映画だった。起承転結ではあった。
なぜか白黒映画だった。

全然男女で話をしないし、なんなん。これ。どこがおもろいん???
60分でも長く感じた。何も起きることなくこの映画が40分ほど過ぎる。気になったのは、部屋に閉じ込められているお母さんが無事かどうか、くらい。。。
たまにはこういうちょっと変なお話もいいか。。。

恋ってこんなんで良いんだ。なんか、そんなメッセージ性???違うか。でもそういうメッセージだと感じた。

ぶっきらぼう。愛想なし。
不器用。感情をうまく表せない。
コーヒー中毒。ウォッカ(アルコール)中毒。
そんな男2人組。バルトとレイノ。

フィンランド語を話せないクラウディアとタチアナ。港まで行くのに冴えない男2人を捕まえ、車で送ってもらう。
話そうともしない男2人に呆れるクラウディア。


以下、ネタバレあり











夜。食事と休憩のためにホテルへ。男2人は自分たちの分だけ部屋をとる。クラウディアはバルトの部屋へ、タチアナはレイノの部屋へ。
バルトは服に水を少しかけ、皺にならないように、皺を伸ばすためにベッドの中に入れる。それが終わったらレイノを食事に誘う。女2人なんてまるでいないように。

最後の日。なぜかウォッカ中毒のレイノはタチアナから目を話せなくなる。側による。寄り添う。

港に到着。別れ。
レイノとバルトも船に乗る。
クラウディアと別れ。
レイノはタチアナと一緒に。
虚しくなるバルト。
帰宅。
家を出た理由は、コーヒーを飲むため。母親に止められるも、母親を部屋に閉じ込め、外から鍵をかける。店でコーヒー2杯を飲み、車を直してくれたレイノと出かけていた。数日間も。
帰宅するとお母さんは怒った様子で、でも何も言わずスタスタと出てくる。お母さんなんで大丈夫だったの???