西東京

愛しのタチアナの西東京のレビュー・感想・評価

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)
5.0
始まりと終わりが全く同じの円環構造から逸脱しようとするカフェの突き破り。飲み続けるコーヒーを止めることがなければ、抜け出せないループ。「俺は作家になる」の後の別れからクラシック風になってるけど、ロックンロールがその感傷を断ち切る。妄想と現実を繋ぐTV画面。
マッティ・ペロンパーとタチアナの切り返しが急なのもあって強烈に素晴らしかった。2人対2人の切り返しのまま船が出発したり、不器用を唐突で表してる。
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