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アキラ AKIRAの大阪ガスのレビュー・感想・評価

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.0
金田と鉄雄、俺とお前の心の内なる極小の世界が突如もたらされた宇宙規模のエネルギーによって世界を巻き込む極大の世界へ。

やべーチカラに目覚めた鉄雄はひたすら金田コンプレックスで動いていて、それでも金田は鉄雄を守る対象として捉えている。
それがまた鉄雄の金コンを刺激して、、、

リアル寄りの可愛げのない絵面なのに妙に魅力的なキャラクターたちが動く動く、特に口元がニュルニュル動いてやや気味悪くさえ思える。
雑多でメカメカしいネオ東京を駆ける流線形の未来バイク、格好良過ぎる。

言葉で説明できない、人の中の巨大なエネルギー、宇宙と時間、空間と己との関係みたいな途方もないスケールの何かを映画として伝えているんだろうけれど
「もうはじまっている」
「いつかはきっとわたしたちも」
なんかの主語なしのセリフにポカーンとしてしまう。
2001年宇宙の旅とか、ゲッターロボとか、そのあたりの作品を観た時の気持ちと同じ気持ち。
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