北の友

愛を読むひとの北の友のレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.8
コロナ禍で本を読む人が多くなりYOU Tubeでも歌や詩の朗読等盛んに見られる。本や朗読を改めて考えていたところ昔みた作品再鑑賞ー殆どわすれてる。まずホロコースト系は辛いので避けていた。ドイツナチのユダヤ人虐殺は未だに裁判が開かれており徹底的に国民が背負っている。日本は戦犯問題等、もう何のことやらという世代の若者が殆ど。この映画だって制作された時も賛否両論だったと記憶している、私が感じたのは
1番は文盲である。日本だって昔は普通にいた
教育を受けられなかった人が。ハンナのプライドを守ってあげることがマイケルの使命になってしまった。「出所したら勉強して」の言葉に「したわよ、本が読める様になった」のところが胸に刺さって切ない。自分が文盲だったらどんなに辛いだろう。差別や理不尽な事も半端では無いと思う。10年後にみて初めてわかる映画もある。
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