まだうまく整理できない作品だな。だけど今この年齢で観られてよかったと思う。人との出会いが人の人生を変えてしまうこと。その可能性に私はまだ怯えている。
「道徳ではなく法の中でしか裁けない」
「法とはいかに狭いものか」
正しさも、重さも、誰にも判断できるものではない。素敵な先生だな、大学はああいう場所であってほしいし、私もあんな先生に出会いたい。
内容についてぐつぐつと考えるには、まだ至らない。けれど作品として好きでした。朗読という行為のセクシーさに見惚れてしまう。
アメリカとドイツの合作とはいえ、ドイツで誰も彼も英語しか話していない点だけ、違和感がありひっかかりました。