このレビューはネタバレを含みます
文学的というか詩的に美しい
恋愛映画だと感じる
個人の感情や事情と反して
展開せざるを得ない戦時中特有の流れ
社会の力、というところの無慈悲さもあって
切なさもある
昔からナチス関連の映画作品、物語には惹かれることが多かったが
今作のようにユダヤを責め立てた側
が、切ない思いをする結果になる物語は
観ていると複雑な気持ちになる
加害者といえば加害者、社会の被害者といえば被害者というのは理解できるが
なんとも、微妙な気持ち
そういう点も含めて
好きになれるかと言われると、少し好きになれない