メイマーツインズ

エターナル・サンシャインのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
4.1
【名作を観ようシリーズNo.119】

《”さよなら〟の代わりに、記憶を消した…》

ミシェル・ゴンドリー監督作品。
ジム・キャリー×ケイト・ウィンスレットのダブル主演で描くロマンス映画。
ソフト所有で再鑑賞。



奇抜な女性クレメンタインに翻弄される男ジョエルを描いた物語。
クレメンタインがジョエルの言動に傷つき、彼との記憶を消す。
そして彼も彼女の記憶を消そうとするが…

初鑑賞は30代になったばかりの頃。恋愛に翻弄され、大失恋も経験した20代だったので、この物語にはかなり共感させられた。
女性の衝動的な行動は、男には理解し難く戸惑うことばかり。
激しくもあり、傷つきやすい…
中途半端な形では、そんな女性とは付き合えない。だから、20代の自分は女性にすべてを捧げた…

チャリー・カウフマンの秀逸な脚本にミシェル・ゴンドリー監督の斬新な”世界観〟。
それに応えるジム・キャリーとケイト・ウィンスレットの卓越した表現力。
個性的な作品で、大失恋を経験した方に特にオススメしたいロマンス映画の名作です。