《生きて、抗え。》
”ALWAYS 三丁目の夕日〟”アルキメデスの大戦〟の山崎貴監督作品。
福岡キャナルシティ・ユナイテッドシネマIMAXにて。
”シン・ゴジラ〟はリアリティを追求した革新的なディザスター映画で大人でも楽しめる作品だった。
本作では日本におけるVFXの第一人者でもある山崎貴監督の手腕が冴え渡っていて、彼の映像世界に引き込まれる‼︎
でも、ただVFXを駆使した怪獣映画ではない。
特攻隊を描いた”永遠の0〟の戦争観が本作でも継承してあり、お国にために命を捧げることが美徳とされ人命軽視だった当時の日本の空気感への嘆き。
時代に翻弄された当時の若者達への尊厳が本作からもヒシヒシと伝わってくるのだ…
山崎監督の”昭和観〟は客観的でバランスが良く、温かい。
山崎監督にとっての”昭和〟は、自分と同じように人間臭い古き良き時代として心に刻まれているのだろう。
戦後を描いた人間ドラマとしても上質で、数々の作品で昭和の日本を描いてきた山崎監督の集大成ともいえる作品。
山崎監督の昭和観と日本が誇るゴジラが融合したこの傑作を大迫力のIMAXで是非〜‼︎🤗
