恋愛に悩んでこの映画にたどりついた。
私たちの住む世界はいろんなもので構成されていて、見えているもの感じていることはほんの一部なんだろうなと思った。
物語の進み方も私にとっては新鮮で、見入ってしまった。愛はいつか枯れてしまうのかもしれないしその時は酷く苦しむけど、その記憶を思い出を消し去ってしまうことほど悲しいことは無いのだなと思った。恋愛に関わらず記憶を消したいと常々思っていた私だけど、その記憶があるから今の私がいるわけで、その記憶とその時の感情が今の私の大事な構成要素なんだろうと思った。
私が見てる世界は私の目から見た真実と想像と記憶と感情だけで出来ているような気がした。
別れるか別れないか迷っていたけど、楽しい思い出がまだ私の中に残っているのであれば、好きなところ以外にも理解できない嫌いな部分もあるけど、それでいい、後悔なく付き合ってみようと思った。