友人からの勧めで鑑賞。
『MASK』でお馴染みジム・キャリー主演の恋愛映画。いや、恋愛SF映画の方が相応しい。消去される記憶の中で消されまいと抗うカップルの物語。
時系列がぐちゃぐちゃになっている点、現実と記憶の中の両方が舞台となっている点から、相当混乱した。頭を使わずとも楽しめるアクション映画を好む僕には中々の脳トレ。紹介してくれた友人曰く、クレメンタインの髪の色が時系列の判断材料になるとか。いや、早よ言わんかい！
しかし、時系列が整理できると非常に面白く、よく出来た作品であることに気付かされる。やはり脚本家は偉大ですね。
バッドエンドに見せかけ、グッドエンドで締めるあたりも愛すべきポイント。
仮に記憶を消去できる時代になって、それが報われない様なものであったとしても、記憶や思い出は全て大切にしまっておこう、と考えさせられました。
