初めて見たのは、確か中学生の修学旅行に行く直前の授業。つまり10年ぶりに鑑賞した事になる。
舞台は沖縄。第二次世界大戦中、唯一の本土戦が繰り広げられた場所として有名。鑑賞し終えて印象に残るのは、日本軍のみならず、米軍サイドの心情も緻密に描写されている点ではないでしょうか。
戦争とは何か？という理解しているようで、理解することのできない過去について、深く考えさせられた作品。
今年で終戦から74年になるが、ミサイルに脅かされる現代は平和とは言い難い。
教育規制が厳しくなり、授業でこの類の映画は鑑賞することが厳しくなっているらしいけど、何が正解なんだろうなぁと。
短期間での技術進歩が著しい現代に戦争が起こったとすれば、その被害は74年前とは比べ物にならないでしょう。
戦争を知らない20代の僕でさえ、語り継ぐ義務を感じざるを得ません。
