夏色ジーン

パイレーツ・ロックの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)
4.0
感想川柳「自らも 楽しみながら 楽しませる」

予告が気になって観てみました。( ゜ρ゜ )

素行不良で高校を退学になったカールは、更正を望む母の提案で、母の旧友クエンティンのいる船に乗船。その船は、アメリカ出身のザ・カウントら、クールなDJたちがロックの取締りをもくろむ政府の目を盗み、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局だった…というお話。

当時のイギリスはBBCしかラジオ放送局がなく、かかる音楽はクラシックのみ。(´ 3`)そこでイギリスの法律の及ばない海上まで行き、そこから放送を流していた海賊ラジオ局があったというのはホント。(;・∀・)他はフィクションだと思われます。でも十分面白い。

俳優もフィリップ・シーモア・ホフマンやニック・フロストなど見たくなる人達(ノ´∀`*)ビル・ナイの紳士ぶりもよかった。( ̄ー ̄)恐らくメインのカールの話が霞んでしまう(笑)

とにかく音楽もノリノリでホントのラジオ番組みたい。(。>д<)60年代の音楽にそんなに詳しくない自分でも知ってる曲が満載。自分がラジオの素晴らしさに気付いたのは最近ですが、そりゃNHKみたいな番組だけだったらハマらなかったと思う。(笑)DJの喋りセンスと音楽の融合が素晴らしい。d=(^o^)=bしかも当時メディアがラジオメインだからみんな相当依存してたろうな。


ギャヴィンの「俺は英国の乳首を刺激する男」には笑いました。(*´ω`*)ああいうボキャブラリーが欲しい。