アマプラの配信終了間近となり、かなり前に観た事があるのだが曖昧な記憶なので再び触れてみた。当時も楽しめたがミュージカルテイストしか余り覚えていない。
うん、やはり面白い。とことんエンターテイメントに徹しているところなんかは好感が持てる。邦画では、ここまでのテイストは表現出来ない…いや、太刀打ち出来ない土俵でもあると感じる。
そういや、ジョン・トラボルタがこんなイカれた役で出演していたっけ(褒め言葉)。どういう経緯かも全く覚えていないが母親登場で思い出した次第でもある。とにかくノリノリで演じていたのが振り切って素晴らしいと感じた。車の座席についた血を落とせるようになれば有名になれる…の台詞もニヤリ。そして、クリストファー・ウォーケン親父がまたいい味を出している。
時代設定は1960年代となり人種差別をテーマにしているが、さほど重くなくポジティブでポップな感じが更に良いと思う。歌って踊って嫌なことも笑い飛ばすくらいの勢いが痛快でもあった。
“止められない。これが未来だ”