懐かしさ余って「トランサー霊幻警察」を再鑑賞してみた。この類いの香港映画って、実はほとんどサブスクには存在しない。だけど、普通にアマプラにしれっとあるのに、まず軽く驚かされる。
何故にコレだけなんやろね。どうせなら同監督の「ラヴァーズ&ドラゴン」も、もう一度観たかったり。だけど、本作は当時に一度、観ただけなので、実はほとんど覚えてはいない。2000年代の香港映画。こちらも、ほんのりあの頃を感じさせられるのだ。
主演はニコラス・ツェー。サム・リーとスティーブン・フォンとの共演。いわゆる「ジェネックス・コップ」のトリオ集結ちゅう感じやんね。
香港警察の話ではあるが霊が見える警察特殊部門2002の物語。まぁ、簡単に言うと霊退治専門の刑事モノと言う訳。だけど、ソコに香港特有のスパイスを混ぜている感じ。
とは言え「ジェネックス・コップ」のベニー・チャンほど大味ではなく、ラブロマンスの方に少し寄せている感じかな。ラブコメではなくロマンスの方ね。繊細さは、さほど無いが何処かセンチメンタルでもあるかな。
とは言え、肝心のアクションに手を抜いている訳では無く、むしろ水準は高い。幽霊相手やから、とんでもないバトルはしているが基本は押さえて割りとしっかりしている印象。
嗚呼、コレ観てたら「インビジブル・ターゲット」も観たくなってきたやん。宅配レンタルで借りとけば良かったと思う今日この頃。観る時間があったかまでは知らんけどね。