すず

ヘアスプレーのすずのネタバレレビュー・内容・結末

ヘアスプレー(2007年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【ひとこと感想】
歌とダンスは人種を超えて世界共通🌍️✨
歌もダンスもストーリーも、とにかく最後まで自分好みで楽しめました!






↓以下ネタバレ含む













【感想】
作中を通して好きだったキャラクターは、主人公のお母さんエドナです👩
クリーニングの仕事をしながら、主人公のことをいつも見守ってくれており、結婚して何年も経っていても、旦那様のことを、他の女の子に嫉妬するくらいまだまだ大好きな素敵な女性。お母さんらしさと女の子らしさがあり、非常にチャーミングでした。しかしながら、非常に恰幅がいいので、こんなにチャーミングなのにそのことで引け目を感じてしまっているのも、とてもいじらしかったです。
エドナは主人公のダンスや歌でいつの日か成功したいという夢に、自分が容姿のことで笑われた思いがあることを理由に、一度は反対もします。「大切な我が子を傷付けたくない」という思いではあったものの、後には娘の才能に気付き、喜び自分自身も舞い上がるエドナがとても可愛かったです。
でも、「もしかして…?」と思いながら最後まで見ていましたが、エドナを演じていた俳優が男性というのを知って、びっくり仰天しました😂
あまりにも女の子らしくて素晴らしい演技でした👍

曲とダンスに関しては、最初の一曲目から、今も毎日聞いているくらいハマりまくっています。
一曲目の、主人公トレイシーが夢いっぱいにスターへの夢や憧れを歌うシーンはかなり引き込まれました✨
また、中盤、トレイシーが学校で居残りさせられた際、同じ居残り部屋にいた黒人の生徒達と楽しく踊る場面も良かったです🎵
ラストの曲はかなり好きで、元々聞いたことがある曲だったので有名な映画なことを再認識しました。私はエドナのキャラクターがかなり好きなので、エドナの才能爆発な見せ場があるのもすごく良かったです。

作中通して、ずっと黒人差別問題という重たいテーマが入りながらも、黒人白人ということに囚われず、主人公トレイシーを中心に、ダンスや歌を通して一人一人の人間として互いに接していき存在を受け入れあっていく様子が、見ているこちらが非常に受け取りやすい表現でした🙆
現代に続く差別廃絶の思いを、登場人物を通すことで、重たくしんどくならずにコミカルに描いていて、かなり良かったです✨

歌もダンスも最高、ストリーも終始明るく、皆さんにぜひ見てほしいという気持ちから満点です💞

※黒人白人という表現を使いましたが、感想を述べる上の区別であって、私自身に差別の思いはないです。もし不快な人がいたらすみません。
すず

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