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ツレがうつになりまして。のromioのレビュー・感想・評価

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)
3.4
久々の映画鑑賞。

ある日突然、鬱病になってしまった夫とその妻がいかに病気と付き合っていくかを描いた作品。
症状が出始めてから、妻のその理解が早く療養に努めてくれるので、社会の中での鬱というよりかは夫婦間での鬱病への接し方にフォーカスが当てられている。
もう少し鬱病の辛さを描いてもいいなかなという気が個人的にはするが、それでも堺雅人の演技から、このままで自分はいいのか、という葛藤は優しさの中にも伝わってくる。
鬱病という題材ながらも嫌な気持ちはあまりせずにそれでいて大変さはしっかり伝わってくる良い作品だった。

ツレという呼び方は最後まで慣れなかった笑
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