大学で文学「高慢と偏見」を研究するので、よおし分析するぞ、と意気込んでいたのが、気付くと普通に楽しんでました。時代が変わっても原作が愛され続ける理由が分かりますね。人物の描写がしっかりしているので、心をぐっと掴まれる。
エリザベスとダーシーさんの恋の行方。お互いに、高慢と偏見という障害を乗り越えていく過程。はあ、きゅんきゅんしたよ…
時代背景を踏まえつつもドラマチックなストーリー。女性に権利の無かった時代、得られうる最大限の幸せを求めて奔走する女性たちの姿。華やかで活気があり、姦しく滑稽。オースティンの描き方は、皮肉の数だけ登場人物への愛もいっぱい。
18世紀イギリスのお屋敷、調度品、彫刻、衣装に装飾品…何より自然の美しさ。特典映像が沢山盛り込まれていたので、世界観を満喫できました。
これは何度も観なおさねば!