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マッチ工場の少女のynym00のネタバレレビュー・内容・結末

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

アートハウス入門


少女な服から大人の女っぽいかんじ


労働者の姿
働いている世界観
マッチ工場
会話が始まらない

13分で初めて会話
人物のアクションが制限
なのに、感情が伝わってくる


植物園
本来は読書して、
愛されたい、愛してみたい
から始まり、男性二人を殺し、不幸の原因である母を殺すに至る
ある種のハイが溶けて
もとの読書の生活に戻る(「清涼感」「観客が彼女の行動について〜独特の距離感」)

警察手帳ではなく写真
連行ではなくピクニック


台本という台本がなかった
「行動で構成されていくのは原始的」
誰が何をしたが根本


顔をクローズアップ
妊娠のシーンだけ

レモネード
オレンジ  

あんまり言葉で表現してない部分を音楽で(?)

ポーカーフェイス
セリフがないし表情では語らない
といいつつ、カット切り替わる前にちょっと笑ってたりする
スクリーンとのコミュニケーションにつながる
言ってくれないから観ないといけない
映画ならではの楽しみ

ある意味リアルではないお芝居
顔掻きながら話したりしない

リアルを追求されたお芝居が求められている気がするけど、それはいまの固定観念でしかない

労働者階級の話でありながらおとぎ話的

門脇麦さん
泣いたりとかがないほうがしんどい

本は先に物事、軸をつくっておかないと現場において苦労をする
ただ必ずしも映画にとっていいことなのかはわからない
心変わりを説明せずに話を成立させるの難しい

離婚を決意させるのが難しい
わざとらしく説明せずに納得させるの
わかりやすい着火剤がないときもあったりする
生活してる上で心が切り替わるのは直接の着火剤でなくても
(新宿のギャルでやめようと決意した話)
→今作においては兄のモダンな部屋


人が行動してそれを見る
形容詞ではないかたちで
バランスの出し方によって見え方が変わってくる


映画が得意なこと
もうちょっと意図を絞って質問すればよかった感
陰惨なことしか起きてないのに、ユーモア
カメラの位置によって
被写体によりすぎない
ちょっと離れた位置において捉えることで滑稽なかんじにしている

ジャームッシュと友だちと思うと気分が上がる
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