ynym00

パリ、テキサスのynym00のネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます




葛藤のロードムービー
パートナーと自分
親と子
誠実とは
狂う愛

パーフェクトデイズより好きかも

ギター良い
なんか聴き覚えある響き〜と思ったらライクーダー
ブエナビスタソシアルクラブもちゃんと観ないと、という気持ちになった

ウォルターヘンダーソン
トラヴィス

急に話し始める
パリへいったか?
いまから行こう
ちょっと遠いよ

土を離れて?
離陸前にタラップおろしてるの良い

ナンバー667DJPにこだわりニキ


弟のウォルトが、兄不在のモーテルから出ていく場面。背後で通過する列車は日に一度だった…「チャンスは一度」。
→鉄道が走り去る場面は映画で印象的になることが多い気がする
パワフルさやさみしさ
景色ごとの味
全然関係ないけど、王家衛ファンが嫌いがちなマイブルーベリーナイツの電車のかんじすき


パリ、テキサス?
地図にもある
本当か?

ロスの家
ぎこちない親子

歩いて迎えに
歩いて帰る子なんていない

8mmフィルム
3歳の息子が写る
4,5年前
興味ない今の息子
運転してる
もっとうまくなるよ
笑顔
海辺

goodnight,dad...×2
驚いた弟
兄笑顔

おじいさんだ
名前は?
トラヴィス
死んだって感じる?
どういうこと?
その人が話したり歩いてたのを覚えてる?
それでも死んだって感じる?
ときどきはね、死んだってわかってるから

ハンターを失うのが怖いの

あなたには話すわ
もっと前から母親は務まってなかった
隠し出たくないから話してしまうわ

お母さんをみつけに
ぼくもいきたい
出発はいつ?
いまから

家に電話
ブッとんでる?
ブッとんだ

帰りたくなったら言えよ
帰りたくない
でも気が変わったら言えよ

トラックの荷台に乗るの、たのしいよね

ハンターをトラックから降ろしてトランシーバーで連絡
ヤバすぎ

寝落ち
発見
追跡

ジェーン発見、黙るジェーン
私に話したいことがあるの?
いいや
話すだけか?
他に何をする?
何もしないわ
お客に会えるのはここだけなの
家に連れ込めるはずだ
追加料金はいくらとるんだ?
その話の相手は私じゃない
悪かった
いいの

Relax …
I listen…to you….
I do all the time…

だからこうして話すよ
君と再会して望みがいっぱいあった
君の父親であることをわかってほしかった
君はわかってくれた
でも一番望んでたことはやはりムリだとわかってしまった
君はママと生きろ

何が起こったのかも思い出せない
孤独に輪をかけ傷はいっそう治らない
いまは怖いんだ
また出かけてしまうのがこわい
自分が発見するものが怖い
それに立ち向かわなければいけないことが怖い
I love you, hunter.
I love you more than my life.

ジェーンに会いに行くトラヴィス
話していいかい?

She was very beautiful, you know...
2人には小さなことも冒険、スーパーも
そう、幸せそのものだった
男は本当にその女を想像を絶して愛していた

彼女のために働きに出るが、離れると変になる
離れている分だけ変になる
妄想、他の男
トレーラーのものをこわした

トレーラー...?
ジェーンは気づく
あなた先日来た方では?
I thought I recognized your voice for a minute...
いやちがう
続けて
試した、嫉妬されるか
心配するだけで、男はますます怒った
嫉妬は男にとって愛の証だった
妊娠
子どもができることが彼女の愛の証だと考えた
最初は気づかなかったが彼女が変わり始めた
子どもが余計なもののようだった
女は満足しない
2年間努力を続けて元に戻れないと悟った
男は酒に戻った
今度はタチの悪い酒だった
泣くジェーン
逃げて裸でハイウェーを越えて、、、
男はそのまま信じた
足首に鈴をつけた
でも逃げ出した
連れ戻してストーブにベルトで締め付けた
自分が何も感じないのに驚いた
眠りたいだけだった
どこか遠くへ
誰も自分を知らぬ深く広いところ
言葉もないところ
起きたら炎に包まれていた
ひたすら走った
日が昇るまで走った
走れなくなるまで走り
陽が沈むとまた走り始めた

語りかけるジェーン
トラヴィス...
マジックミラーに映るトラヴィスの顔
体はジェーン
三度目の殺人とか死刑に至る病とかでみるやつ
誰が最初に始めたんだろな

ずっと2人で話してた
でもあなたを前にすると何を話せばいいか
マジックミラーごし
どの男の声もあなたなの
Everyman has your voice.

「今なら(撮り方を)変えたかもしれない。近頃の観客せっかちだ。これはペースは遅いし、何も起こらない。20年前はこれでよかった。私はは今でも、俳優たちに会話を続けさせたことは正しい判断だったと思っている。そして残りのシーンは編集に頼っていない」
→パーフェクトデイズみると、結局そんな変えてないんちゃうんか?とも感じるが...どう思ってるのか知りたい

ママの髪、濡れてる
抱きしめてくるくる

トラヴィスは2人を置いて去る
薄暗い緑、パーフェクトデイズの平山の部屋に似てる

「この映画には奇妙な緑の光が多く出てくる。ロビー(・ミューラー)と私は、ネオンの光を調整しないことに決めていた。通常は調整して、より美しくしたり青くしたり日の光に見せたりする。だが、この映画では緑色を帯びたままにして少し毒々しい感じを残すようにしたのだ」


「自分には価値がないと考えて、トラヴィスは家族をあきらめる。それがふさわしい結末だと思った。妻と息子を自由にし、二人がまた一緒にいられるようにする。これ以外の結末はあり得なかった。だが、この結末に疑問を抱く人が多い。大勢の人たちからこう尋ねられる──“なぜ家族をもとに戻さなかったのか”。(中略)だが、私はこの方がいい」
このへんが作品を美しくする根幹の部分で、同時にパーフェクトデイズに通じるキモ〜〜〜〜な部分でもあると感じる

https://www.thecinema.jp/post/article_features/CfZXm

https://www.thecinema.jp/article/978
←地味にライターの自分語りが挟んであるのがおもしろい、こういうのもっと読みたい。
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