広島カップ

グリフターズ/詐欺師たちの広島カップのレビュー・感想・評価

グリフターズ/詐欺師たち(1990年製作の映画)
3.0
詐欺師、ペテン師、いかさま師...※
若い男のペテン師を挟んでその母の詐欺師、その恋人のいかさま師が三人寄って大きな引っ掛けが仕掛けられる話かと思ってTSUTAYAから借りて来ましたが、そんなことは無くて少し肩透かし。
むしろ三人の人間模様を描くことが中心になっています。
14歳で産んだ息子と母親の関係、詐欺師の自分からしたらまともな人生を歩んで欲しいと願う母親が息子と年が14しか違わない(アタリマエ)ところが、本作に独特の雰囲気を作っているように思います。
3人の人間関係をドリフターズ風に言うと、良好な所は「ちょっとだけよぉ」な感じで、思い通りに行かない親子関係に用意されたラストは「ダメだこりゃ〜」でした。

三人共に詐欺師の雰囲気はありましたが女優二人は大人の女の感じがしましたが、ジョン・キューザック一人が一番肝が据わってなくて青くさいペテン師に見えました。

※grifter : 詐欺師。ペテン師、いかさま師ともいう。
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