グリフターズ/詐欺師たちの作品情報・感想・評価・動画配信

「グリフターズ/詐欺師たち」に投稿された感想・評価

ロサンゼルスが舞台。競馬のノミ屋の仕事をするリリー(アンジェリカ・ヒューストン)、14歳で産んだイカサマ師の息子ロイ(ジョン・キューザック)、その彼女で色気で金持ちをカモにするマイラ(アネット・ベニング)の3人の詐欺師(グリフター)とノミ屋を仕切る親分が関わりあうストーリー。

製作にM・スコセッシが加わっているだけにハードボイルドタッチで緊迫感あります。双葉十三郎氏の #外国映画ハラハラドキドキぼくの500本 紹介作。
nutmeg

nutmegの感想・評価

4.0
だいすきな役者さんが揃っていて
皆すばらしくて気持ちあがる

見慣れないスリラー?
後味の悪いフィルムノワール?
的な…内容に、いまは心地よい刺激

音楽の効果も大きかった
映画を観てる…という感覚がうれしい

ラストまでエゴや退廃の描写がサラリです

終わって気づいたら
だいすきな「ハイフィデリティ」の
スティーヴン・フリアーズ監督

製作に、スコセッシのクレジット
なるほど、納得~
SYU

SYUの感想・評価

3.0
2020/09/13
監督 スティーブン・フリアーズ
ジョン・キューザック
アネット・ベニング
アンジェリカ・ヒューストン

【大人の愛は、"だましあい"】

詐欺師の男とその女、そして男の母親、三者三様の詐欺師達が織りなす愛憎と騙し合いを描くスリラードラマ。

スティーブン・フリアーズ監督でもう一本

ポスターのカッコよさから「スティング」や「ユージュアル・サスペクツ」のようなどんでん返し系を期待して見るとそこで最初に騙される。

3人の詐欺師が自らの欲望を叶えるため、裏切りや騙しを繰り広げ、ラストは全く想定していない幕切れで別の意味で驚いた。

主人公の恋人役を演じたA・ベニングの小悪魔的な妖艶さが良かった。

最後に笑うのは誰か、そもそも勝者は存在したのか、見終わったあとになんともいえない感情が沸き上がった一本でした。

鑑賞日 1990年頃 VHSにて
ジム・トンプスン原作をドナルド・E・ウェストレイクが脚色という謎に贅沢な組み合わせだけど個性を殺し合う事もなくかと言って愉しみが倍になる訳でもない不思議な感触のノワール。詐欺含む軽妙な前半のノリはウェストレイク調で終盤の人の身勝手が狂気を滲ませた破滅へと導く後味の悪さがトンプスン風といった味わい。
ガク

ガクの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まるで三つ巴かのように3人の役者が交互に映るが、実際には母親と息子の恋人という対立構造の女の戦いである。アンジェリカ・ヒューストンの役、女の怖さがあった。息子を殺してから完全に動転するが、じっと前を見据えて車を運転していくっていう。
アネットの役も、欲しい物なら何も逃さないその執着心が行き着く先の殺人っていう怖さがあったが、これは女性の怖さのいうより人間としてのエゴの怖さかな。
一言では何とも言い難い、複雑な大人の作品。ストーリーと相まって、主役3人の顔立ちが際立っている。アンジェリカ・ヒューストンとジョン・キューザックの、言わずもがなの個性的な顔立ち。アネット・ベニングのキュート過ぎる顔立ち。だからリリーとマイラでは、おのずと生き方も詐欺の手法も違ってくる。この3人の顔立ちが物語に説得力と迫力を与えてると思う。綺麗事じゃなく、人生には色んな事情や成り行きがある。マーティン・スコセッシ製作だったのね。
ジョンキューザックの顔、なんかわからんけど好きなんよな。若くて後退してなくてイケメンでした。内容は……もっときてくれよ!と。せめてもうひと展開。車乗り込んで音楽流れ始めてからもうひと種明かしでゾワッとを期待したのに………あんな演出ならBGM使わないでほしい。騙されにいってるのに騙してもらえなかって悲しかったです。フォーカスと同じ、ジャケと宣伝文句に裏切られた感でした。
ぽち

ぽちの感想・評価

3.5
母と息子と恋人、揃いも揃ってクズ人間の集まりで善人は一人も出てこない。おまけに救いのないオチなのだが、実に味わい深く引き込まれてしまう作品。

3人のキャラが大悪党ではなくセコイ詐欺やノミ屋程度と言う設定が実に上手い。その中でもがきながら生きていこうとするが結局破綻してしまうのは共感を呼ぶ。

そしてアネット・ベニングの可愛さが最高。
平気で女の武器を使いまくるビッチだが憎めない。おまけにこのスタイルで躊躇ない脱ぎっぷりの良さに感動さえ覚える。

実年齢でアネットと8歳しか違わないアンジェリカ・ヒューストン、撮影時には38歳だったが今作では母親と言うことでちょっと老けメイク。
綺麗な女優さんなのだが、どうしてもアダムスファミリーの濃い演技が頭をよぎってしまう。

背徳的な親子の感情や、ビッチな女だが頼れる者を求める気持ち、そしてそれへの執着などが無理なく表現できているところに監督の力量が伺える。

ハードボイルド・タッチの作風も決まっていて映像も楽しめる良作。
YAZ

YAZの感想・評価

3.5
ラスト30分ぐらいの展開は面白いけど
そこまではまったりし過ぎ。
アメリカ人が書いた暗黒小説を英国人に
撮らせるとこうなる?

ヒューストンとキューザックの関係など
もっとドロドロしても良いような。
良く言えば上品に纏めようとしてる。
若いアネット・ベニング久しぶりに観る。
貫禄十分アンジェリカとのバトルももっと
見たかったなどなど物足りなさがポロポロと。
M

Mの感想・評価

3.0
原作 ジム・トンプスン『グリフターズ』🇺🇸詐欺師の母子、その恋人もまた詐欺師という詐欺まみれのサスペンス。前半は軽妙で陽なタッチで話が進むが、後半一気にスリラー色へ。手品のような詐欺の手口も鮮やか