和製ミュージカルの傑作
本当に好きな邦画作品の1つでもあり何度鑑賞していても面白い。日本が五輪をキッカケに復興しようとしていく姿や会社での出世やライバル会社との争いをエンタメで描き歌とダンスで日本の社会を皮肉る姿は観ていて笑いとスカッとが同時にくる。作詞を担当した谷川俊太郎さんの歌詞は最高そしてスゴイ。
主要キャストのフランキー堺のキレキレな動きやお調子者の性格、高島忠夫の男前な姿、雪村いづみのスタイルの良さと美声が重なり合うのは最高だった。そして出演者に記載されてないあの人の登場シーンは何回みても好き。
でも1960年代でも現代でも社会の縮図は全く変わってなくて便利になっても人間は成長しないんだなと今回観賞してシミジミ思いました。