詩人の恋の角砂糖子のレビュー・感想・評価

チェジュ島を舞台にしているが韓国だけどなんか異国の地みたいな土地に良くも悪くも小さな街での人間関係に居心地が悪くなる気持ちになったがヤン・イクチュンさん演じる冴えないが心優しい売れない詩人の愛せずにはいられないフォルムがなんともいい味がでていて出演作を鑑賞するたびに粗い役の人のイメージだったのでとても新鮮でした。最初は詩人の先生の妻が苦手であんな態度とっていたらしょうがないと思っていたがたぶん妻も近所の人達に心無い言葉で妊娠のこととか言われて旦那があんな状態しかも同性に気持ちが揺らいであんなことされたら腹がたつなと少し妻に感情移入していました。またドーナツの彼も心根は優しいのに家庭環境のせいで自分を犠牲にしながら生きていたらそれは擦れるなと思うし親しくなった先生に同情され妻にまで言われたら頭パーンってなってしまうと思ったが最後はみんなそれぞれ折り合いをつけながら自分の人生を生きて行くんだろうなと思いました。ドーナツ片手に詩集を読みたくなりました。