金の山

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人の金の山のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『エクスペクト・パトローナム!』

この作品から監督がクリス・コロンバスではなくアルフォンソ・キュアロンになっていて、少年の冒険劇!みたいなポップな作風から、画作りも含めややダークになっている。
またダンブルドアの演者もリチャード・ハリス死去により変更されている。

話はダーズリー家のウザい叔母さんが風船みたいになって飛んでいくところから始まる。

魔法界は騒然としていた。シリウスがアズカバンを脱獄したと。どうも、ハリーの命を狙っているらしい。ホグワーツ周辺には看守の吸魂鬼・ディメンターがウロつくようになった。
ホグワーツは新たな闇魔法防衛の先生、ルーピンさんを雇う。ハリーのお父さんの旧友だった。ハリーがゲットしたホグワーツ地図は、ハリー父やルーピンも製作に関わっていた。そして、脱獄したシリウスも、シリウスに殺されたペティグリューも親友だった。
だが、ルーピンは地図を見て違和感を抱く。生きた人間が表示される地図に、死んだはずのペティグリューがいたのである。
結局、裏切ったのはペティグリューで、ロンの飼っていた鼠にずっと化けていた!!シリウスはむしろ良い奴でした。

この映画は原作未読だと分かりにくさが残る。
というのも、シリウスが何を思ってどのようにして脱獄したのか、分かりにくいのである。

とはいえタイムリープものとして後半の展開が面白い。

ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン
ハグリッド:ロビー・コルトレーン
ダンブルドア:マイケル・ガンボン
マクゴナガル:マギー・スミス
スネイプ:アラン・リックマン
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン
シリウス(冤罪):ゲイリー・オールドマン
ルーピン先生(人狼):デイビッド・シューリス
ペティグリュー(裏切り鼠):ティモシー・スポール


メモ
最初のすんげー速いバスのシーンは、周りの車と通行人をめっちゃゆっくり動かさせて何週間もかけて撮影したらしい。
ハーマイオニーがマルフォイをぶん殴るシーンは、ビンタの「フリ」をする予定だったのに、アドリブでグーパンしたらしい。
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