ニタ

黒猫・白猫のニタのレビュー・感想・評価

黒猫・白猫(1998年製作の映画)
3.7
今から四半世紀ほど前の映画のようだが、ノリがドリフ的昭和感があって(または愉快な香港映画)、レビュアーさん方が仰っているようにドタバタ・ハチャメチャそのものだった!😆

タイトル通り二匹の猫は、オープニングではオサレなロゴのような形で現れ、ふむ…と思っていると予想とは違う調子の滑り出し(笑)😸
まずこれはどこの映画なのか?調べるとセルビアだと。
冒頭から出てくるのはドナウ川とのこと(よくわからないけど、ヨーロッパの雄大な河川というより、生活感溢れる人間味ある川って感じ)。いきなりロシア人相手の商売でコケる博打好きの父。その息子(はしっかり者)と彼を愛する祖父。
父によって仕組まれた結婚を覆し、恋人と逃げるまで(祖父が応援してくれる)が主軸なのだが、人は死ぬわ生き返るわ(笑)💦

お尻で釘を抜いたり、豚ちゃんが車を食んだり(コンスタントな登場が安定的な笑いを誘うw)、やたらと踊りまくる。
大体ジャケ写がメリーポピンズ風味?なのに実際は…!!!(; ゚ ロ゚)
前半は淡々と観ていたが、後半にかけて意味がわからないながらも世界観に浸れた感じ(笑)ラストのアヒルは気の毒でならない(^^;
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