デザイナーの裕次郎観る
共演 芦川いづみ
捻挫して歩けぬ老人を背負い家
まで送り届ける裕次郎
老人の家豪邸で箱入り娘が一人。
その娘と親しくなる裕次郎だが
母に捨てられ、妻に逃げられるという
過去から女性に過度な不信感持ち封建的
な老人が昔に家出た妻と再会して生まれ
変わる話
原作石坂洋次郎の柔らかめな文芸映画で
すが面白かった
封建的な夫の歪んだ嫉妬と誤解から追い
出されるように家出て連れ込み旅館経営
で生きて来た元妻轟夕起子のタフぶりが
なかなかです
古い男権的な封建さを強い女性が壊すと
いう構図がメインで中年期の男女関係の
在り方にまで触れてる
そんな中年達に刺激される若い二人が
裕次郎といづみ様であります
裕次郎、老人と似た設定で女性も背負う
老人と元妻の出会い作ったようでも有り
裕次郎が家に出入りするようになって
老人もいづみ様演じる娘も変っていく
裕次郎が陰気な家の空気を陽気に。
陽な裕次郎のイメージを上手い事使って
るな~と
登場シーン少なめなので影の主役ですか
いづみ様箱入り娘ぶりピタリでとても
キレイ。劇中で裕次郎が撮ったモノクロ
写真を撮影後どうしたのかな~と思う