Kuuta

タンポポのKuutaのレビュー・感想・評価

タンポポ(1985年製作の映画)
3.9
2時間飯テロなオムニバス風映画。単なる勢いだけじゃなく、撮りたい映像を撮ってる感じがすごく伝わってくる。牡蠣、炒飯、わさび醤油が特に印象に残った。ワンショットの長回しや音楽使いもサラッと上手い。

西部劇、生と死、性、親子愛、アクション…どんな人でも、食の前には平等。エンドロールに象徴されるように、食は原始的で根元的な欲求。ラーメンそのものというよりも、食に取り憑かれた人の面白さを描いている感じ。78点。
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