囚人13号

偉大なるアンバーソン家の人々の囚人13号のレビュー・感想・評価

4.5
遊戯の口実でしかなかった映画へ次第に傾倒していくウェルズに比例し、決して資本に結びつくことのない才能を持て余し始めるRKO。
再び金本主義/独裁者の没落という主題を取り上げつつ自分は裏方に回ってより演劇的な角度から抉ってみる。馬車の移動シーンで背景にスクリーンプロセスを用いることなく実際にカメラを同乗させてしまう(というか街を建設してる?)革命がヌーヴェルヴァーグ連を刺激する。
囚人13号

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