ユージーンとルーシー父娘は、心が成熟し、交わす言葉も美しい。
ファニーとジョージ叔母甥のやりとりは、どの場面をとってもこの映画でもっとも醜い。
「彼は当然の報いを受けたのだ」「私は愛を貫いたんだ」…
栄華を誇った偉大なるアンバーソン一家の没落を描いたオーソン・ウェルズの傑作。高慢、欲望、愛が渦巻く無常的なストーリーに心掴まれてとても面白かった。
『市民ケーン』にも見られる、オーソン・ウェルズら…
ジョージにひたすら爆笑する映画。
「父親を攻撃して敵に回すのが若者が女を口説く新しい方法なのか?あれが新しい方法なのか?」
「年寄りファニーしかいない」
笑かしてるでしょ。
撮影は相変わらず良くてジ…
アマプラで見つけた“そう言えば観てなかった”作品。
この歳になるともう、こういう取りこぼした名作を追いかけるだけでも寿命が足りないと思う。やば。
いやはや面白いです。20世紀初頭、アメリカ中西部…
個人的には市民ケーンより好きです。
市民ケーンが期待以下でしたので、シネフィルイマジカで放送していたので期待しないで見ました。
結果面白かった。。。
O・ウェルズ監督2作目で全然市民ケーンと違う。…
ラストなんでそうなるん、と思って調べたら勝手に編集されたり書き換えられたりしてたんだね、確かに市民ケーンの次の作品という期待値は超えられてないけど、それでも酷い。自分の作品を勝手にいじられたら怒りし…
>>続きを読むオーソン・ウェルズが『市民ケーン』の次に監督した作品。前作の成り上がる新聞王ハーストとは対照的に、19世紀末馬車から車への転換期に時代に取り残され没落していく富豪一家を描く。前作同様、パンフォーカス…
>>続きを読むまたしても不遇の傑作となったオーソン・ウェルズ第2作──わかりやすいテーマというものが存在しない、不思議な味わい深さをたたえた映画だった。現在観られるのは、もともと135分あった試写版をRKO社が勝…
>>続きを読む妬みと羨望の噂話で名家アンバーソン家の繁栄をテンポ良く明示する。パン・フォーカスと焦点をボカす長回しで屋敷内のパーティー会場を自由自在に移動する斬新なカメラワーク、豪華な階段を効果的に捉えた上下する…
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