にっきい

チャップリンの船乗り生活のにっきいのレビュー・感想・評価

チャップリンの船乗り生活(1915年製作の映画)
2.8
ランチタイムは力を抜いて気まぐれに。
こんちはにっきい、お昼ですよ。

チャップリン大全集 17/24

経営の悪い海運会社が船を沈めて保険金詐欺を企む。
その航海の為に乗組員を集める事になる。

そんな事とは知らず、海運会社の社長の娘と恋仲になるチャップリン。
ここでお得意の杖を首に引っ掛け、相手を引き寄せる技を使います(笑)
勿論引き寄せてちゅーするんですけど(笑)

最初に乗組員になったチャップリンは樽に隠れ、近づいてきた人を殴って気絶させては船に放り込む!(笑)
えっ!?人攫いですよね?(笑)
すっかり犯罪者になったチャップリン(笑)

船が出港してから海は大荒れ。
ここでもチャップリンは気に入らないヤツを海に落としたり、スープに食器や靴を入れたりとやりたい放題。
実際の船上のロケと、セットの船内を上手く繋げてました。
実際の船上ではカメラを揺らし、セットはあの地震体験する部屋みたいに、セット事態が揺れるヤツ使ってました。

社長にチャップリンとの付き合いを反対された娘が船に密航してて、それを知った社長が迎えに行く。
その時船では正に船底に爆弾を仕掛けて沈没さそうとしていた。
チャップリンと娘がそれを見つけ、逃げた船員のボートに投げ込む(笑)
ボート爆破!

一方娘を迎えにきた社長、ここでもチャップリンが邪魔なので海に突き落とすんだけど、反対側から上がってきたチャップリンに自分が突き落とされて、おしまい。

船上のロケ、揺れるセット、海上での爆破と、短編ながらかなり予算かけて見応えのある作品でした。
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