だいみ

綴り字のシーズンのだいみのレビュー・感想・評価

綴り字のシーズン(2005年製作の映画)
3.2
ただのアルファベットの羅列であるとばかり思っていた単語だったが、当然その成り立ちにはスピリットがあるということ。語源もあり、大陸を渡る過程での変化など、一つの言葉にはそれぞれのストーリーがあること、非常におもしろかった。そもそも、スペリング大会なるものの存在、そしてこれがこうして盛り上がる存在であることすら知らず…ああ、無知だ。
作品としては、イライザの才能を可視化させるためか?ファンタジックな映像を取り入れていたが、そのあたりついていけなかった。切迫させるヴァイオリンの音色は、家族それぞれが抱える問題を象徴しているよう。それもかなり大きな問題であるが、「砕け散ったものが復元される」という作品全体に横たわる大きなテーマ。……どうやるのか?と思いつつも、endマーク。
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