今回は野川由美子が賢いのか阿呆なのか

なんか容易くも変わった性癖をお持ちの

ジゴロなヤクザに惚れてしまう

ちょっと痛い子なんだな

第三弾は再び銀座

冒頭に奥村チヨが出て来て

あなたと逢ったその日から♪

恋の奴隷になりました♪

この曲を歌う

良い感じだ♪

そして森進一

内山田洋とクール・ファイブ

演歌や昭和歌謡が流れる中

由利徹

左とん平

なべおさみ

ちょいとキャラ被りの御三方も出演

そして川内民夫は三部作全てにバーテンとして出演してる

あの菅原文太の『まむしの兄弟』の相棒だ

今回は梶芽衣子は出て来ない

クソ忙しかったのだろう

1969年だけで日活映画に10本以上出てるし

凄いねw

翌年から主演となる『野良猫ロック』

この頃は既に本名の太田雅子から

芸名の梶芽衣子となる


てかこの三部作は野川由美子ファンじゃ無いと少々キツいかも知れん

毎回どこかトンチンカン

ただ野川由美子のママ役はエネルギッシュで必見！

とにかくこのレビューを読んでくれた方

少しでも野川由美子に興味が出たならば

鈴木清順監督の『河内カルメン』

コレは名作なので是非観て欲しい✨

野川由美子ももちろん良いのだが

89分という短さなのに物語が大変秀逸✨

そして男なら『肉体の門』

コレも必見✨

この作品も監督は鈴木清順！

野川由美子の放つエロティシズムが爆発！

戦後の荒れた焼け野原に凛と咲く一本の薔薇の様✨

観るべし！✨

〖1960年代映画：人間ドラマ：日活〗
1969年製作で、博徒一家が解散し跡取り娘が上京し、ホステスになり夜の世界に生きていく姿を描いた人間ドラマの第３作らしい⁉️
でた❗森進一からの前川清とクール・ファイブ‼️の作品でした😅

2024年310本目

• #2024年鑑賞
• #1969年製作
• #人間ドラマ
• #日活
• #野川由美子
• #左とん平
• #由利徹

監督が西河克己から森永健次郎に変わったシリーズ3作目。ヤクザの組長の娘が都会に出てホステスになる『緋牡丹博徒』ふう設定は前2作と同じ。ただしこちらはパロディ色を大きく打ち出し、歌謡映画の器に盛ったそれ全体がホステスもののパロディ化、『緋牡丹博徒』に加えて同時期の東映異常性愛路線までが筋に流れ込んで、何とも奇っ怪なシロモノに仕上がっている。女心にむせび泣く森進一の歌はここでは最早悪い冗談にしか聞こえない。
持ち前の奇妙なカメラワークと編集を挿し込みながら、スピーディーにドライに森永演出は快調。いかがわしい『賭場の牝猫』が形を変えてここに返り咲いたとも言える快作に仕上がった。

愉快な映画だが、流石にこんなオフザケは勘弁してくれと森進一サイドは面白くなかったかもしれない。歌うホステスに平山みき。石井映画から流れて来たみたいな南原宏治が期待通りの怪演であった。

• #野川由美子
• #森永健次郎