歩く肉

処刑の丘の歩く肉のレビュー・感想・評価

処刑の丘(1976年製作の映画)
4.8
理想に生きて気高く死ぬか、生き永らえて罪悪感に苛まれ続け地獄を彷徨い歩くか、或いは利己的に生きるか。究極な状況において初めてその人間の本質が顕れる。
確かな時代背景はあれど、本作はもっとこう、国家や政治を超越して、人間の根源的なテーマを掘り下げているように思えた。
「炎628」を観た時もそうだったけれど、こちらも観た後もしばらく放心状態に陥ってしまった。
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