電気羊

プリティ・リーグの電気羊のレビュー・感想・評価

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)
3.8
実在したアメリカの女性野球リーグを描いたスポーツ映画。
還暦過ぎてこういうの見ると無条件で泣ける。
もう戻らない輝いていた青春の日々。俺にもそういった時期があったんだよな。

太平洋戦争でプロ野球選手も徴兵に出兵していく。
男性選手の不在の間、プロスポーツ界を盛り上げようとプロモーターは女性によるプロ野球リーグを立ち上げる。

当初は、色物のような目で見られていたがひたむきな彼女たちのプレーや、元バレリーナが体の柔軟さを活かしたアクロバットなプレーに、ファールボールキャッチした観客には頬にキスと言うお色気作戦で人気沸騰する。

だが、それも戦争が終了し、男性選手のプロ野球が復活するまでの期間限定の輝きだった。

それから数十年後、野球殿堂に女性プロ野球選手の歴史が初めててんじされることになり、老年になったチームメイトたちが集う。
中にはすでに天国に召されていた仲間たちもいたが、孫や家族に囲まれみんな青春の日々を懐かしむのであった。

…涙。
電気羊

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