ちろる

サンタクローズのちろるのレビュー・感想・評価

サンタクローズ(1994年製作の映画)
3.8
クリスマスから1日過ぎてしまいましたが、めげずにアップします!クリスマスムービー。
何から何までぶっ飛んだファンタジーなのはディズニー映画らしくて実に良い!
「ねえ、ママ、パパ、サンタさん本当にいるの?」そう子供に詰め寄られた親御さんがいたのなら絶対に一緒に観るべきだ。
なんで、1人のサンタが1日で全世界の子供にプレゼントを渡せるのか、そもそも煙突のない家にどうやって入るのか、その謎も明らかになります。

離婚して離れ離れになった息子チャーリーと過ごすクリスマスの日、料理大失敗して向かうのは、シングルファーザーだらけのクリスマスのデニーズ。
せっかく息子と過ごせるのに、大したクリスマスを与えてあげられなかったと落ち込んだその夜、サンタクロースに出会い、あれよあれよと言う間に大変なことになってしまった。

屋根から落ちたサンタクロースを助けた時に拾ったのがサンタクロースになる契約書だったのだ。

状況把握してないのに、チャーリーに促されてダボダボのサンタの服を着て、よくわかんないままトナカイの引くソリに乗ったらもう後戻り出来ない!
もう、スコットは単なるおもちゃ会社のサラリーマンなどではなくてサンタクロースとして生きることになってしまったのだ・・・

純粋にサンタを信じるチャーリーとの親子の絆。
周りに変と言われても、もうサンタとして生きるために自らをサンタクロースと名乗るようになったスコットはいつのまにかでっぷりお腹と真っ白い髭を耕すルックスで、どこからどう見てもサンタクロースになっていた。
まぁ、それでもサンタの存在を迷信だと信じてる人たちから見たら、そんな見た目で「わたしは本物のサンタクロースだよー!」って家の中散策してたら不審者以外の何者でもないよね、住む街では居場所がなくなるし、北極でのサンタの仕事も覚えることが多くて大変な思いをしながらも、愛するチャーリーに認めてもらえるようちゃんとサンタ稼業を自分のものにしていこうとするスコットに泣かせられます。

北極にある、サンタとエルフたちが住むおもちゃ工場は子供の頃妄想していた以上のワクワクする映像で、子供の頃これを観れなかったことがとっても残念。
ティム・アレンがまさかのサンタクロース??ってなるのも初めだけで、特殊メイクでちゃんとサンタクロースらしくなっていくのもあっぱれ!

今更書くのもなんですが、クリスマススピリットを忘れないように、クリスマスになったら観るべきファンタジーで、大人も子供もワクワクして楽しいクリスマスムービーに仕上がっています。
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