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東京物語のromioのレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
3.5
小津作品は見る前は、穏やかな優しい静かな作品という勝手なイメージをもっていたが、
今作も思ってた以上にメッセージ性の強い、言ったら冷たい作品であった。だからこそ浮かび上がる日常の優しさというものはあるのだけれど。

秋刀魚の味、東京物語と見たけれど、映画よりも今の俺の現実について考えさせられることが多い。
おじいちゃんと過ごした子供時代のことを思い出した。
俺の親は、俺以上に人生楽しんでいる感じたがあるからまだまだ大丈夫そうだ。
といっても、一緒にいられるうちにもっと丁寧に接してあげたいと思わされた。

あと20年か30年か歳をとったらまた見たい。
原節子さんは本当に美しい。
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