危険な遊びの特濃ミルクのネタバレレビュー・内容・結末

　母親は突然病気で亡くなり、父親は仕事で出張する事になったので、親戚の家に預けられる主人公。その家の長男をよく見ると、なんとあの「ホームアローン」で有名なマコーレーカルキンではないか。…しかし、ちょっと嬉しくなったのは束の間、マコーレーカルキンは次第にそのサイコパスな本性を現し、悪に手を染めていくのだった。主人公の運命やいかに。
　絶対に留守番を任せられないタイプのマコーレーカルキンを見られるのが楽しい。おそらくそのイメージのギャップありきでこの役に抜擢されたんだろうが、見事にハマっている。
　この作品においては決して「アローン」ではないが…、母親の愛情に飢え、その庇護を求めているという点においてはある程度共通した役なのかな。子どもというものは一人にしてもいいけど、孤独にさせちゃいけない。…と、月並みな教訓ぽいものを感じる鑑賞だった。カルキン坊や、恐ろしや。