『アルゴ』悪意版
大統領のスキャンダルを揉み消すために戦争をでっち上げるフィクサーと映画プロデューサのお話です!
これぞ印象操作( ゚∀゚)ノ
あまりにも簡単に操られていく人々が心配になるけれど、まあ日本も似たようなもので、薬の効き目や死亡率の操作、SNSによるフェイクなど沢山ありますよね。
大事なのは自分で調べ自分で考えること。
が、そう思っていても、こういう大きな流れに飲まれてしまうのだろうな……
大統領選間近、スカウト団の少女に性的イタズラをしたとすっぱ抜かれた現大統領。
そこで急遽呼び寄せられた凄腕フィクサーのコンラッド・ブリーン(ロバート・デ・ニーロ)は、選挙までアルバニアと戦争をするとでっち上げることに!
そして、有名プロデューサのスタンリー・モッツ(ダスティン・ホフマン)らと共に、ありもしない戦争の映像を作り出していくのだが……
戦争はショー・ビジネス
そんなに上手くいくの?ってくらい上手くいく。
大統領選に関心が高い、愛国心があるからこそ、なのかなぁ?
映像に使われるキャストにはキルスティン・ダンストやウディ・ハレルソン☆
対抗馬もCIA(ウィリアム・H・メイシー)と組んで色々妨害してくるものの、サラッとかわすコンラッド&スタンリーの手腕は素晴らしい!
が、ここまで素晴らしいと恐ろしくなりますね。
案の定なラストだし。
そんな90年代ブラック・コメディでした!!