この作品から『ファミリー向けの娯楽作品』に転向した印象
子供を連れて見に行く娯楽映画としては合格点
今回の敵クラバー・ラング（ミスター・T）が悪態をつくだけの悪役
これじゃ子供向けマンガに出てくる悪役
酒に溺れて警察沙汰になるポーリー（バート・ヤング）はダメ人間だけど「仕事くれ」とロッキーに頼むあたりは真面目
ダメ人間なら「金をくれ」と頼む
嫌いになれないダメ人間キャラ
サンダー・リップス（ハルク・ホーガン）に殴られたときにはしっかりバンプ（プロレス式受け身）をとってた
ロッキー（シルヴェスター・スタローン）はプロレスラーのサンダー・リップスとチャリティーで戦うことに
この試合はプロレスファンの自分が見ても面白い試合になってた
しかしホーガンとスタローンの身長差がすごい
クレバー戦のときに解説者が
「ぜい肉がとれてミドル級の選手のようだ」って言ってるけど実際スタローンの体格ってミドル級だろ
こういうお遊びの試合だと世界チャンピオンのモハメド・アリを騙して契約させておいて、真剣勝負を仕掛けたのが日本のアントニオ猪木
「ロッキー2」では街でからかわれてもヘラヘラしてたからロッキーがクラバー・ラングからの挑発だと激昂するのがよくわからん
まさか相手が黒人だから怒るとかないよね
ロッキーのトレーナーを務めるミッキー
ロッキーがクラバー・ラングに壊されないか心配する
無敵の井上尚弥と戦う相手陣営はこんな気持ちなんだろうなと思った
アポロの故郷カリフォルニアでトレーニングを始めるロッキー
このときのカリフォルニアの風景がいい
エキストラを用意して撮影してるんだろうけどドキュメンタリー映像にしか見えない
最後まで見終わってもクラバー・ラングは悪態をつくだけの雑魚キャラでロッキーを勝たせるために用意したキャラにしか見えなかった
不満の残る試合だけど、その後に地下のリングでアポロとのシーンが用意されてるので合格点はクリア
