タマル

ボーン・アイデンティティーのタマルのレビュー・感想・評価

4.3
identity [名]
①同一性、主体性、個性
②素上、身分証(idとも)
③恒等式(等式=を含む数式)
④[心]自己同一性、自己認識

以下、レビュー。


ベストセラースパイ小説“The Bourne Identity”(1980)原案。
記憶をなくしたジェイソン・ボーンが暗殺者たちの襲撃をしのぎながら、自分の“identity”を取り戻していくお話。 ボーンも暗殺者もCIAのプロフェッショナルであり、練度の高い「大人追いかけっこ」や理詰めの戦闘描写が本作の見所である。

4、5ヶ月に及ぶボクシングとエスクリマ(フィリピンの国技)の肉体改造を経たマット・デイモン。
決して分厚くはないが、重くて速いシャープな肉体に仕上げている。元々の彼自身の知的なイメージとジュニアヘビー級の肉体が相まって、エージェント的「強さ」をもつキャラクターとして申し分ない説得力がある。
それにしてもマット・デイモンはイケメンである。こんなやつに「続けてよ」ニコッ とかされたら、そりゃ一緒にヨーロッパ横断しちゃうよなー、たとえ命の危険を感じても。

3部作でしかも3作目が最高らしいんで、めちゃくちゃ楽しみです。期待値も含めてこのスコアで。
この一作だけでも十分オススメです!!
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