つっきー

カポーティのつっきーのレビュー・感想・評価

カポーティ(2005年製作の映画)
5.0
トルーマン・カポーティ

切り取り、かぎまわり、探り出し、入り込み、品定めして盗み出す そして突き放し 最後に涙するのは、「なにもできなかった」自分に対してである

語り手となる人間の、どこまでも罪深い欺瞞について。

‪「カポーティ」観た。作家の醜さと純粋な好奇心と欺瞞 最後に流す涙は、「なにもできなかった」自分への涙だ‬
‪作家は醜い、そして対象はいつも美しい‬
‪作家の醜さが対象の美しさを浮き彫りにして、芸術が完成する。‬
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