マイケル・アプテッドの節度とスペイセクの文句なしの歌唱力が結実したアメリ映画1980年代幕開けを飾るに相応しい傑作 「歌え!ロレッタ愛のために」
邦題は唾棄したくなるくらいダサいですが作品の完成度は素晴らしいです。クリント・イーストウッドのこれまた素晴らしい「センチメンタルアドベンチャー」の音楽愛と「ブロンコ・ビリー」のロードムービーの魅力が融合した文句なしの傑作娯楽映画です。
いささかの美男美女でもない若かりしシシー・スペイセクとトミー・リー・ジョーンズがまた野暮ったく可愛らしく素晴らしいです。
この邦題のおかげで現代の映画ファンを遠ざけてる可能性がかなり高いのでこの作品を取り込んでいる映画配信サイトはすぐに原題のカナ音表示に戻すべきです。
こんなダサい邦題をつけた連中から苦情が出ても無視しとけばヨロシイ。
あまりうるさいなら私が代わりに文句を言ってあげます