粉雪

木と市長と文化会館/または七つの偶然の粉雪のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

畳み掛けるようなフランス語の会話がまるで子守唄のように聞こえて、途中物凄い眠気に襲われたが、そこを乗り越えると面白くなった。
7つの偶然が重なって、小さな村の政治がちょっと変わるお話だが、フランス人は本当に政治好きだなぁ。政治の会話もよくするし、政治家を皮肉るテレビ番組もある。その会話をのぞき見しているみたいで面白かった。
結局、校長の娘の案が通ったことになるのかな?
一番嫌いなキャラはその娘の校長さん。口先ばかりでいかにも都会から田舎にやって来た感じ。
彼が全く役に立ってないのに、娘がしっかりしていて面白かった。子供の話をきちんと聞いて討論する市長もいい。これで本当に村が良くなればいいんだけど。
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