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アトランティード
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アトランティードが配信されているサービス一覧

『アトランティード』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

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『アトランティード』に投稿された感想・評価

めっちゃ寝た。サイレントとトーキーの狭間の映画で、それが悪い方向にブレた作品なのでは。(良い方向はフリッツ・ラングの『M』)
そしてこの発掘されたフィルムの日本語字幕もまさに過渡期の記録であり、サイレント映画のインタータイトル並みの情報しか示されない。
 どこで読んだ気になってたのか、何故か1936年の独映画と思い込んでた。それで、ピークは過ぎてる筈の作家で、かつナチ色が強くなってるドイツで、これだけの傑作、見終わって驚いた・感心した。が、知人にそれを伝えると、完全なこっちの勘違いで最高傑作『三文~』の前後、ごく近い時期の作で、当然の傑作だと言われた。全く、それなら納得なのであった。
 前後移動や正確な角度変、フォロー等の横移動、こわばった等のCU表情カットらやどんでんはあれど、それ以上にいつしかカメラ位置の細かくて多彩でかつ納得の次々置き直してくバランスと変化は、撮られてる場所のリアリティを失わせ、かつアトランティスの女王的な存在の魅惑的女性(『メトロポリス』からふっくら貫禄)への届かぬ狂おしい想い、また、その女王自体の主人公の親友同僚将校の(混乱過ぎて)妙に超然平然・つれなさへの(初めての恋情からの)もどかしい押さえきれなさへも、普通に生じさせ、相互にこっちの無意識奥に滑り込んで来る。現西洋文化との接点を表し説明する先行滞在の紳士や、報われぬもひたすら主人公の為を想い、付いて行って先に命を落とす下女の存在も、余計には感じさせない。
 それにしても単なるデクパージュの解放された拡がりに限らず、それと溶け合った、サハラ砂漠を模した現地ロケ・そこでの風や砂嵐の起こし方・ラクダらの存在や歩きの威容、そしてそこでのロケセットの構築とその深み、また自然をミニチュア・自在化した砂丘セットの形や配置の現実を越えた自在スマート吸引力、さらに室内セットの柱群や小道具らの配置の懐ろ、そこに女王の巨大顔像がデンと存在してるのも不思議どころかマッチしてる、様々素材の巧みを超えた繋げ勝手自在、無理を溶かす滑らかさ・脅さぬ大胆さは、あらゆる表現も受け入れる下地になり、さらに無理をいつしか呼び込む。本編はアトランティス大陸はサハラ砂漠かもと言うラジオ論談を聞き、それは存在しそこで同僚親友も殺したと回想にふけるやや狂気染みた砂漠基地の中尉の回想耽りから始まり、戻って狂人烙印を押された彼が単独離脱砂漠奥深くへ叫びながら入ってく、で終わるが、終盤、深くカラの到達水呑場を経て、陽炎の森か住居らの深みや、または大波が砂漠にO・Lされてもくるが、そこらに何の無理もない、自然や出自そのもののうねり現れしか感じなくなってくる。
 個人的には1930年代半ばから失速は見えるは明らかにしても、20年代半ばからの10年間には、映画史に書かれてない宝石群を、この作家のフィルモグラフィに見るばかりだ。半世紀尊敬は変わらない。ラング・ファスビンダー・ムルナウの三大巨匠の次席に置き続けてる。それにしてもこれは100年近い前の、トーキー初期もあり訳も字も不完全な、東和が焼き保管してたプリントからのものであった。昔の洋画の殆どがそうなように、日本倫理観に合わせてオリジナルより数分カットしてある。
3.8
35mmフィルムで鑑賞。
ヒョウが懐きすぎ