このレビューはネタバレを含みます
坂本龍一追悼ということで鑑賞。
戦時下の極限の状態で悪く出てしまった日本人の精神性について、自己批判を込めて考え込んでしまった。
無責任で集団に判断を委ねるところ、その上すぐ死んで詫びようとするところ、手垢のついたフレーズだけど、本当嫌だな〜と思っていたら。
切ないラストのハラ軍曹の笑顔のアップショットを見たとき、それもまた日本の良いところでもあるな、と思った。
良いとか悪いとかではなく、こういう過去があったのだと。それだけだと思った。
若き日の坂本龍一、デビッドボウイがミステリアスで美しかった。
遠い日のメリークリスマス。